2011年9月27日火曜日

沖縄2011 旧海軍司令部壕

今年も夏休みを利用して、家族で沖縄へ行ってきました。毎年のことながら、沖縄の自然、歴史、文化には心から感動し癒されます。

約1週間ほどの旅でしたが、今年は、これまでのようにガツガツと観光地を回るのではなく、なるべくゆったり、のんびり、じっくり沖縄を体感しようと考え、訪問するポイントを限定しました。

記事のアップが遅れ季節感がなくなってしまいましたが、今回から数回に分けて、沖縄の魅力をお届けしたいと思います。

まずは、沖縄の歴史からご紹介します。


旧海軍司令部壕(豊見城市)

ここは、凄まじい沖縄戦の様子を学ぶことのできる有名な場所ですが、意外や、我が家にとっては初めての訪問でした。
オフィシャルサイトでは次のように説明されています。壕内の案内図や写真はサイトをご覧ください。

昭和19年(1944年)日本海軍設営隊(山根部隊)によって掘られた司令部壕で、当時は450mあったと言われています。カマボコ型に掘り抜いた横穴をコンクリートと杭木で固め、米軍の艦砲射撃に耐え、持久戦を続けるための地下陣地で、4千人の兵士が収容されていました。戦後しばらく放置されていましたが、数回に渡る遺骨収集の後、昭和45年(1970年)3月、観光開発事業団によって司令官室を中心に300mが復元されました。・・・


壕入口のとなりにある資料館内では、沖縄戦の経過が理解できるようになっているほか、壕内より発掘された遺品(銃器、軍服など)や、家族へ宛てた手紙などが展示されています。


米軍の慶良間諸島上陸関連資料


沖縄で米軍将兵にレーション(携行食糧)を手渡される沖縄の老婦人

(関連記事)沖縄海軍壕(旧海軍司令部壕)-戦争が何なのかを今に伝える施設です(沖縄情報IMA)


旧軍司令部壕の場所


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