2014年3月5日水曜日

自分のこととして考える

ブログ「今日の言葉」から納得」(2014年3月5日)をご紹介します。


自分を本当に納得させることができれば、

人を納得させることは簡単である。

利根川 進


1987年にノーベル生理学・医学賞を受賞された利根川博士の言葉です。

この言葉の逆を返すと、自分が真に納得していないと、他人を納得させることは出来ないということでしょう。

言われたとおりにやるだけでは、納得まで行かない。

自分のものとして考え、自分がゼロから始めるとしたらどうやるのか、その答えが同じ結論に達したならば、自分のものになる。

と同時に大事なのが、「とりあえずやってみる」ということ。

「納得するまでやらない」と言うのではなく、まずやってみる。走りながら考えること。

自分の浅はかな経験では及ばない考えや経験が込められていることが多いからです。

大事なことは、「考えること」まで他人に委ねてしまわないことです。

『一貫性とは、創造力がない者たちの最後の拠り所である』

と英国の劇作家のオスカー・ワイルド氏が言っているように、「ルール通りです。」「昔からこうでした。」と言うだけでは創造力を発揮することが出来ない。

自分で「何故こうなっているんだろう?」「もっとこうしたらどうか?」と疑問を持つことが大事なのですね。